ホテルの厨房でアルバイトをして調理師になりたいと思った

アルバイトの経験は、心の財産になっています。

ホテルの厨房でアルバイトをして調理師になりたいと思った 私は未だに高校時代のバイト仲間と、年に数回は食事をしています。ふと冷静に考えて見ると不思議です。25年以上前のバイト仲間と、いまだに会い、そして楽しいんです。社会人になってから、職場の友人と、食事をしているかと言えば、殆どしていません。社会人歴は25年にもなるのにです。

それだけ学生時代の時間と言うのは、濃いのだろうとあらためて感じます。そして、アルバイトをするきっかけは、様々だと思いますが、当然、目的があってやる訳ですし、アルバイト独特の目的の共有感見たいなものは、絆を深めていたんだなと感じました。利害もなく、仲間意識も強くなり、キャリアを積めば、自信にも繋がり、リーダーとしての自覚も養われていきます。そして、みんな純粋でした。

大人から見れば小さな目的も、あの頃にしてみれば、大きな目的で、まるで宝物を掴むぐらいの勢いで、アルバイトをしていました。その経験は、いずれ大なり小なり、社会人となって役に立っています。ただ、社会の渦に飲み込まれ、純粋さも忘れてしまい、時に要領よくこなしてしまう自分に嫌悪したりもする中で、そのバイト仲間と合うと、心が浄化されていくのが、わかります。アルバイトも時に辛い時もあるとは思いますが、その経験は、数年後、心の財産に変わっていると思います。